11月11日は介護の日

「介護の日」は2008年に制度化され、今年で17年目を迎えてきました。介護を身近に考えてほしいということと、介護を支えている方々に感謝の意を込めて「いい日、いい日」としたそうです。

介護保険が制度化され、時間が経過し、介護する側にとって「介護しやすい進歩」が安価で進歩することが望まれます。

昔、老人ホーム(特養)に研修にいった頃、「生活の臭いがするのが本来の人間らしい生活」との理念で排泄臭が放置され、清拭時に布タオルを使い、職員がその使った大量のタオルを数台の洗濯機で洗濯し使っていました。施設内、室内に入ると便臭が強く、夏のトイレ内は強い悪臭が充満していました。

必ずしも、いつも匂わないことは難しくとも問題を呈した記憶があります。本人も悪臭は嫌だし、働く側も清潔な環境で働く権利はあると思いました。

現在はどうしているのかわかりませんが、それ以降の時代は「紙パンツや使い捨てパット使用」や「使い捨ておしりふき」「ファブリーズなどの消臭剤使用」「空気清浄機」、「コロナ以降は空気換気」されているはずだと思います。

トイレに行くことができない方のための「ポータブルトイレ」という介護用品があります。しかし、「匂い」と「片付けの手間」が問題となっており拒否される方が多くいます。

進化はあるのか確認してみると使ってみたいと思われる商品がありました。

一つに「ワンズケアトイレ処理袋」というのがありました。バケツ部分に被せて利用するタイプです。吸水は4~6回のレギュラー、6~8回の長時間などのタイプがあり、防災時にも使用できるそうです。停電の際に、施設ではトイレ用の水をバケツに何倍もためておく必要があり、水確保も大変な作業でした。

二つに「ラップポン」という電動で排泄物を袋状にパックするタイプです。周囲の介助を受けずに排泄・後処理ができごみ捨ての感覚に近い商品です。電動のため、普通の生活では有効な商品だと思います。この商品は介護保険での購入ができるため、介護負担割合で1万円から購入すことが可能だそうです。

時代の進化とともに、介護される側、介護する側にとって進化する「介護」であってほしいと思います。

居宅介護支援事業所 ラフィングゲート

2022年5月より活動を開始いたしました。 これまでいろいろな方のお世話になり、現在があります。 これまでのご恩をお返しできるよう 地域の皆様のお役に立てるよう初心を忘れず頑張りますので。 これからも、ご支援よろしくお願い申し上げます。

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