介護タクシーの大切さ

高齢者が多くなり、自分で運転ができなくなり、もしくは運転免許を手放す必要が出る場合、どうしても必要なのが「足」となるものです。

ある程度、自身で動ける方は公営バスにて買い物や通院ができると思います。

しかし、身体機能が低下し、要介護2レベルになると簡単な移動ができなくなる状態です。

移動距離が長いと、杖だけでなく休むところや車いすも必要となりますし、また、階段や長い坂も一人では難しいでしょう。

よく「２階建てだけれどももう2階には上っていない」という話を耳にします。

そのような状態になったときに、お金がかかっても誰かの手を借りなければ外出できないときに必要なのが、介護タクシーとなります。

以前と比較すると介護タクシーを見かけることが多くなりました。

しかし、残念ながら介護タクシーに連絡しても、気軽にすぐ利用できる環境にはなっていないのが現状です。

今後、介護タクシーを利用できるハードルが下がれば、高齢者も安心して在宅で過ごせる時代が来るのではないかと思います。