認知症については高齢者のみがなる病ではなく、若年性アルツハイマー型認知症というものもあります。
仕事をしている中でミスが多くなり、周りから指摘されて受診する中で判明するものです。
本人も家族もショックが大きく、本人は記憶がなくなることに自分自身が恐ろしくなり、迷惑をかけることが嫌になり、自ら一人での時間を過ごすことを選択されることがあるのではないでしょうか。
人と交わらないことで迷惑もかけないのですが、かと言ってそれで良いという問題ではないと思います。
本人やご家族にとってどのように今後過ごせばよいのかを考えなければなりません。
それは、これまでの自分たちの選択であり、こうしなければいけないということはないと思います。
本人にもできることがまだたくさんあるはずですし、その能力は誰かの協力や支えがあれば
乗り越えれるのものもあると思います。それには、その環境も必要だと思います。
できるだけ、いろいろな人がいろいろな立場でお互いを理解しあいながら共存できる社会を作れるようにしていきたいと思います。
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