先日、ケアマネジャー業務のグループワーク研修時に、担当講師のかたから「各々、自己紹介のときに最近良いことがあったことを話してください」とおっしゃられていました。
何か前向きに考えを持つ習慣を持ち、相手の良いところを見出していくことが必要と述べられていました。確かに、この仕事では障がいや病気で身体の痛みや心の痛みを持つ方が対象者となることが多いため、そればかりだけを注目すると否が応でも沈んだ気持ちの話になってしまいます。
そのため、その中でもできるだけ何かできることを一つ一つ見つけて、少しの目標や成果を目指し、リハビリや活動を再開していただく必要があります。
季節季節の外の空気や草花、野鳥や猫の鳴き声、雲や空の動き、縁側でのコーヒーやお茶、好きな本の読書や音楽鑑賞、朝の散歩や犬の散歩の方との挨拶、朝のコンビニへの買い物や近くの喫茶店のコーヒー、趣味や知人との交流再開など楽しいことがあると思います。
自宅内でも、お味噌汁を作ることや健康に気を付けた食事を作ること、整理整頓してくつろげる部屋にしていくこと、自分でゆっくりと車椅子や手すりでトイレに行くことができること、便秘が治ったこと、椅子に座ってゆっくりとTVを見ることができること、義歯を治しておいしいものが食べられるようになったことなど楽しいこと嬉しいことがあると思います。
自己紹介のときには最近おこった良いことを話すという良いヒントを頂いたと感謝いたします。
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