ご利用者やご家族から、たびたび「詐欺のような電話や訪問」の問い合わせがあります。
また、自分の場合でも固定電話や携帯電話、訪問での屋根・壁補修の勧誘、古物回収などの怪しい連絡が毎日のようにあります。会社にも広告やインターネット回線勧誘の偽名での連絡が多くあり、存在する会社を名乗って連絡をしてくることもあります。
特に利用している会社名を名乗られるとぞんざいな対応もできないため、要件を聞きますが、結果、嘘をついての詐欺の内容だと判明すると断りますが、しつこく連絡が来ます。
「水道工事を依頼すると広告や電話とはかけ離れた請求金額。なかなか途中解約できないサブスク、月極契約などの契約詐欺。安いと思い通販で購入すると写真とは全く異なる粗悪品やおもちゃが送られてくる。サンドイッチ、お弁当が上げ底で中身が入っていない商品。」などもあふれています。
安心して信用して購入ができない世の中になってしましました。
インターネット求人業界でも「無料広告期間を設けると担当者が電話でPRし、わざと忘れた頃に期間を過ぎると応募結果が無くとも請求されるシステム条項がこっそり入れてあり、担当者からは連絡無く、突然紙一枚で多額の請求がくる」悪質なケーズもあります。
どうしてこのような世相になってしまったのか残念でなりません。「だまされる方が悪い」嘘をついてだましてもお金を儲けること「儲けた方が正義」になってしまった感があります。
「詐欺行為、違法行為を証明できなければ、苦情も丸め込めれば、一旦預かったお金の返金を阻止できれば、それは勝ち」だと一般日常化してしまうと、それがまん延し、逆にそれを目的とした商行為が誕生し「悪貨は良貨を駆逐する」になってしまいます。
一人一人が「悪い成功体験は、必ず大きな破綻へと向かう」事を肝に銘じ実践し、周りの人にも伝播していく事が大きな意味で世相をよくすることになるのではと思います。
どうぞ、詐欺と感じたら同調しない、断る、手を出さない、購入しないようお願い申し上げます。
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