国際価格水準について

モノの値段にはその時の需要と供給で決まるとされていますが、国際価格では「為替レート」によりモノの価格も変動することになります。

国内的には価格が変わらなくとも、海外から見ると安かったり高かったり。

海外から人が観光に来るということは、往々にしてその国のモノの価格がそれらの国々の人から見て様々な価格・物価水準が安いことを意味します。

逆に海外へ国内の人が観光に行くということは、それらの国の価格・物価水準が安いことを意味します。

現在、24年ぶりの為替水準により、また、他の国々のインフレにより、他の国々の価格・物価水準よりさらに日本のモノ、サービスがたいへん安くなっている状況です。

介護の世界でも他の国から介護の人材を呼び寄せる政策をとっていましたが、為替レートの変動により、他の国から今後、日本に来るという人は少なくなってくると予想されます。

逆に、日本での安価なサービスを受けようと他の国からやってくることが予想されます。

また、それが進むと、日本で働く人材が海外に出稼ぎに行く時代になっていくことが予想されます。

すでに数年前から、ニュースでも富裕層は日本を離れ海外に拠点をかまえるという動きがおこなわれていました。

今後の将来のため、日本の国民を守るため今後のさらなる円安は防止していただきたいと思います。