年齢を重ねるにつれ介護予防の重要性がひしひしと伝わってきます。
折茂 肇医師の記事によると「大腿骨骨折後の5年後の生存率が66%」との事です。大腿骨骨折を防止するためには、75歳から変化する身体の骨密度を減らさないことが重要との記事でした。
高齢者が長期入院すると寝たきりで動けなくなることや認知症が進むと言うことがよく言われています。身体を動かす機会が減ること自体で生存率を低下させることにもつながるのだろうと思います。
そのような状態になるべくならないように、日頃の生活の中で65歳から75歳までの間に身体を動く習慣をつけることが重要であると思います。
前述の折茂医師は「仕事を生涯現役するように」と述べています。できればそれが一番良いのでしょうが、すべての高齢者が仕事をし続けることは難しかもしれません。ですが、自分の庭や農園を借りて野菜を作ったり、ボランティアに参加することも自分自身の心身健康に役立つのではないかと思います。軽い運動や作業であり「急激な運動」は重要ではないです。
できるだけ積極的に意識して「歩いて買い物」や「歩いて気分転換」「できるだけ家事、掃除」「地元の運動チームに参加する」などを75歳までの間に習慣づけすれば、長い目で見れば、それ以降の年代になったときにしていなかっただろう自分と比較すると大きな違いがでるのではないでしょうか。
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