日本の現在または将来において一番関連してくる問題に高齢化問題があります。
ある時期までは「平均寿命世界一」だと言って喜んでいる時もありましたが、しかし、経済事情から、現在はそれを手放しでは喜んではいられないようになってきました。
「国民皆保険制度」のなかで誰しも、低額で望めば入院を含めた充実した医療をうけることができることになっています。
喜ばしいことに「がん」に対しても早期発見を含め様々な治療法が確立されています。
臓器を入れ替えたり、自分の細胞から増殖させパーツを作り移植もされてきています。
SFの世界が実際に手に入るようになってきています。
映画の中では、多くは大金持ちやの悪人の富裕層が長生きできるように、自分のパーツを手に入れたり作るという内容です。つまりお金で命や命の時間を変える時代を予測しているものです。
映画の内容では、善人の主人公は「永遠の命などいらない。限りがあるから人間なんだ」とすることも多く、考えることを示唆して幕を閉じています。
人や生物の命に「長いから幸せ、短いから不幸せ」というものではないということ。
医療の発達も否定はしませんが、過剰な発達はいろいろな格差を生むことになります。
いささか飛んだ話ではありましたが、一期一会のこの世界で、その時がいつ来ても良いように心の準備をすることも必要だと思います。
現在の若い方もいつかは年をとります。万人にとって健全な高齢者社会が人間の知力によって形成されることを望んでいます。
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